2A1-C3 社会的ニーズに応える近未来の算数・数学科教育課程の方向性(社会的ニーズに応える近未来の科学教育課程開発の基本コンセプト)

研究成果: ジャーナルへの寄稿学術論文査読

抄録

本稿の目的は,社会的ニーズに応える近未来の算数・数学科教育課程の一試案としての方向性を示すことである。算数・数学科に関する教育課程として,(a)内容に関する教育課程,(b)数学的な考え方に関する教育課程,(c)評価に関する教育課程に区別する。(a)内容に関する教育課程として,小学校算数科の領域は,①数と計算,②量と測定,③図形,④資料の整理,⑤算数的探究活動の5つとする。中学校数学科の・領域は,①数と式,②図形,③確率・統計,④数学的探究活動の4つとする。(b)数学的な考え方に関する教育課程として,小学校算数科及び中学校数学科として,数学的な考え方に関する領域は,①数学的な考え方,②算数・数学的コミュニケーション,③数学的推論の3つとする。
寄稿の翻訳タイトルNew Direction of the Future Mathematics Curriculum for Social Needs
本文言語日本
ページ(範囲)61-64
ページ数4
ジャーナル日本科学教育学会年会論文集
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DOI
出版ステータス出版済み - 2005

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