少数の乗法の学習水準を特定する調査問題の開発

研究成果: ジャーナルへの寄稿学術論文査読

抄録

本稿の目的は, 児童の少数の乗法の文章題からの演算決定に関する学習水準を特定するための調査問題を開発することである。これまでの先行研究にみられる少数の乗法の関する調査問題, 筆者の予備調査, 現行の教科書などに基づいてよりよい少数の乗法の学習水準モデルを特定するための調査問題を開発する。調査問題は, 「少数の乗法を学習するために必要な既習事項の理解を確認する問題」, 「少数の乗法の演算決定に関する問題」, 「少数の乗法の意味の理解に関する問題」, 「少数の乗法の演算の処理に関する問題」から構成されるものである。
寄稿の翻訳タイトルDevelopment of the Research Test to Identify Learning Phases of Decimal Multiplication
本文言語日本
ページ(範囲)37-42
ページ数6
ジャーナル日本科学教育学会研究会研究報告
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DOI
出版ステータス出版済み - 1998
外部発表はい

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