角度分解熱膨張測定による強相関電子系の研究

プロジェクトの詳細

説明

異方的超伝導、多極子秩序やいわゆる「隠れた秩序」などの新奇な秩序状態を探る新たな研究手段として、230mKから40Kまでの温度範囲における磁場角度分解熱膨張測定装置を開発した。開発した膨張計では、膨張計の取り外しをせずに試料交換を簡単に行うことができ、どのような形状の試料も測定可能である。膨張計の相対感度は1mmに対してΔl/l=10^より良く、高感度である。この装置を用いて行った2つの強相関電子系HoSbとCeRu_2Al_の実験結果について報告する。
ステータス終了
有効開始/終了日2009/04/012012/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。