喜久田 寿郎

准教授, 博士(理学) 北海道大学 1998年12月

Pureの文献数とScopusの被引用数に基づいて算出されます
1992 …2023

年別の研究成果

研究者プロファイル

関連情報

<提供可能な資源>
・水素結合系強誘電体単結晶
硫酸グリシン(TGS)、リン酸二水素カリウム(KDP)、リン酸二水素アンモニウム(ADP)、ロッシェル塩(RS)、ホスホン酸グリシン(GPI) など水素結合強誘電体単結晶を、学生実験、研究などの使用に限り、提供できます。

学内職務経歴

電気電子システム工学科(廃止) 准教授 2013/07/01-2018/03/31
ナノマテリアル・システムデザイン学系 准教授 2013/07/01-2019/09/30
工学科 准教授 2018/04/01-2019/09/30
工学系 准教授 2019/10/01-
工学科 准教授 2019/10/01-
工学部工学科 基幹教員
学部運営への参画状況・・・有-教授会他
担当授業科目に係る状況・・・主要授業科目担当

取得資格

エックス線作業主任者
特定化学物質等作業主任者
有機溶剤作業主任者

所属学会

日本物理学会 所属期間:1991/11-

所属学会

IEEE 所属期間:2024/03-

研究概要

強誘電体は,電場で反転可能な多数の電気双極子の集まりです.双極子は温度を下げると整列し,温度を上げると熱擾乱のためにランダムな方向を向きます.単純な要素が多数集められると全体として複雑な様相を見せ,単体とは異なる秩序や熱力学相が表れます.これらの現象の中に単なるモノと生命との違いの理解への糸口が潜んでいると考えています.これまで,強誘電体の電気的(誘電率,電気伝導率,分極,圧電,焦電),熱的(比熱,熱膨張)特性を測定し,X線回折実験と精密結晶構造解析により強誘電体の相転移に関わる結晶構造変化を明らかにしてきました.

UN SDGに関連する専門知識

2015年に、国連 (UN) 加盟国は、貧困を終わらせ、地球を保護し、すべての人の繁栄を保証するための17の全世界での持続可能な開発目標 (SDG) に合意しました。この人物の研究は、次のSDGに貢献しています。

  • SDG 4 - 質の高い教育をみんなに
  • SDG 7 - エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • SDG 9 - 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • SDG 12 - つくる責任つかう責任

研究分野・キーワード

  • 強誘電体物性研究
  • 応用研究

専門分野(科研費分類)

  • 電子・電気材料工学
  • 強誘電体物性物理
  • 結晶工学

マイギャラリー

ボンド法で作られた直径0.3mmの単結晶の球体 Copyright © by Toshio KIKUTA
帯電した炭素の粉が振りかけられて、結晶の表面電荷により模様ができている。 Copyright © byToshio KIKUTA

フィンガープリント

Toshio Kikutaが活動している研究トピックを掘り下げます。このトピックラベルは、この研究者の研究成果に基づきます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。
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