長柄 毅一

教授, 博士(工学) 大阪大学 2003年5月

Pureの文献数とScopusの被引用数に基づいて算出されます
1989 …2023

年別の研究成果

研究者プロファイル

研究概要

金属文化財を対象に、成分分析や金相観察を通して、古代の鋳造技術、熱処理技術を明らかにする研究を行っています。

これまで、三角縁神獣鏡や釈迦如来像などの指定文化財の調査を行ってきたほか、韓国、インド、タイといった海外の金属遺物についても調査を行っています。

対象が文化財ですから、分析方法としては、蛍光X線分析がベースになります。

図は、近代の日本における鋳造花器の蛍光X線分析データです。合金元素として、Zn、As、Pb、Snを含んでいます。

こうしたデータと資料の3Dスキャンによるstlデータを用いて鋳造シミュレーション(図)を行い、欠陥位置の推定から、鋳造方案の推定を行っています。 

学内職務経歴

芸術文化学科 教授 2014/01/01-2019/09/30
芸術文化学部 部長(学部長含む) 2019/04/01-
芸術文化学科 教授 2019/10/01-
芸術文化学系 教授 2019/10/01-
芸術文化学部芸術文化学科 基幹教員
学部運営への参画状況・・・有-教授会他
担当授業科目に係る状況・・・主要授業科目担当

取得資格

技術士(金属)

所属学会

日本文化財科学会 所属期間:2009/03-
日本金属学会 所属期間:1997/07-
アジア鋳造技術史学会 所属期間:2007/08-

研究分野・キーワード

  • 文化財科学
  • 金属材料工学

専門分野(科研費分類)

  • 金属物性・材料
  • 文化財科学・博物館学

マイギャラリー

フィンガープリント

Takekazu Nagaeが活動している研究トピックを掘り下げます。このトピックラベルは、この研究者の研究成果に基づきます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。
  • 1 類似のプロファイル