小泉 桂一

教授, 博士(薬学) 大阪大学 2000年3月

Pureの文献数とScopusの被引用数に基づいて算出されます
1995 …2025

年別の研究成果

研究者プロファイル

研究概要

日本の伝統医学(漢方医学)で未病として知られている疾病前状態は、東洋医学の概念であり、いまだ科学的に理解されていません。当分野では、発症過程における遺伝子、タンパク質、行動などの生体情報のゆらぎや発現変化を解析し、未病の状態を科学的に検出し、その生物学的意味を明らかにする研究を、富山大学未病研究センターと共同で行っています。メタボリックシンドロームなどの複合疾患の著しい増加に基づいて、現代の医薬品だけを使用してそれらを治療することは困難な状況です。疾病状態を標的とする現代の医薬品による治療とは対照的に、未病を標的とする医薬品は、予防および先制医療における大きな潜在的利点を持っている可能性があります。そのため、未病に対する医薬品の開発、ひいては新たな医療戦略に取り組んでいきます。

学内職務経歴

和漢医薬学総合研究所 准教授 2010/10/01-2019/09/30
薬学・和漢系 准教授 2019/10/01-202/011/30
和漢医薬学総合研究所 准教授 2019/10/01-202/011/30
和漢医薬学総合研究所 教授 202/012/01-
薬学・和漢系 教授 202/012/01-

UN SDGに関連する専門知識

2015年に、国連 (UN) 加盟国は、貧困を終わらせ、地球を保護し、すべての人の繁栄を保証するための17の全世界での持続可能な開発目標 (SDG) に合意しました。この人物の研究は、次のSDGに貢献しています。

  • SDG 9 - 産業と技術革新の基盤をつくろう

研究分野・キーワード

  • 未病
  • ナノソーム
  • BiND
  • 漢方薬
  • 製剤

専門分野(科研費分類)

  • 内科学一般(含心身医学)
  • 医療系薬学

フィンガープリント

Keiichi Koizumiが活動している研究トピックを掘り下げます。このトピックラベルは、この研究者の研究成果に基づきます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。
  • 1 類似のプロファイル

過去5年の共同研究と上位研究分野

国/地域レベルにおける最近の外部共同研究。点をクリックして詳細を開くか、または