歌 大介

准教授, 博士(医学) 九州大学 2010年9月, 修士(医科学) 九州大学 2006年3月

Pureの文献数とScopusの被引用数に基づいて算出されます
20072024

年別の研究成果

研究者プロファイル

研究概要

  • 痛みや痒みは生体防御に重要な役割を担った感覚であるが,QOLを著しく低下させる不快な感覚でもある.その為,痛みや痒みのメカニズム解明や治療法の確立は非常に重要である.しかし,これらの脊髄における情報の伝達やその調節機構は未だ不明な部分が多い.そこで,電気生理学的手法を用いてラット及びマウス脊髄後角・脳領域における痛みや痒みの情報伝達メカニズムに関する研究を行っている.現在は電気生理学的手法に加え,行動薬理学的手法・組織形態学的手法・生化学的手法・光遺伝学・遺伝化学も併せて行うことでより多角的な視点から痛みや痒みの情報伝達回路およびその制御機構の解明を目指し研究している.また,感覚研究以外にも様々な領域(神経変性疾患・性機能など)の研究にも携わり幅広い研究者・企業との共同研究を推し進めている.

学内職務経歴

薬学科 助教 2014/04/01-2019/09/30
展開ゲノム薬学系 助教 2014/04/01-2019/09/30
薬学・和漢系 助教 2019/10/01-202/011/30
薬学科 助教 2019/10/01-202/011/30
薬学科 准教授 202/012/01-
薬学・和漢系 准教授 202/012/01-
薬学部薬学科 基幹教員
学部運営への参画状況・・・有-教授会
担当授業科目に係る状況・・・主要授業科目担当

所属学会

北米神経科学会(Society for Neuroscience) 所属期間:2007/05-
日本生理学会 所属期間:2006/01-
日本神経科学会 所属期間:2006/03-
日本疼痛学会 所属期間:2007/03-
日本薬理学会 所属期間:2014/11-
日本薬学会 所属期間:2021/06-

研究概要

痛みや痒みは生体防御に重要な役割を担った感覚であるが,QOLを著しく低下させる不快な感覚でもある.その為,痛みや痒みのメカニズム解明や治療法の確立は非常に重要である.しかし,これらの脊髄における情報の伝達やその調節機構は未だ不明な部分が多い.そこで,電気生理学的手法を用いてラット及びマウス脊髄後角・脳領域における痛みや痒みの情報伝達メカニズムに関する研究を行っている.現在は電気生理学的手法に加え,行動薬理学的手法・組織形態学的手法・生化学的手法も併せて行うことでより多角的な視点から痛みや痒みの情報伝達回路およびその制御機構の解明を目指し研究している.

UN SDGに関連する専門知識

2015年に、国連 (UN) 加盟国は、貧困を終わらせ、地球を保護し、すべての人の繁栄を保証するための17の全世界での持続可能な開発目標 (SDG) に合意しました。この人物の研究は、次のSDGに貢献しています。

  • SDG 3 - すべての人に健康と福祉を
  • SDG 4 - 質の高い教育をみんなに
  • SDG 5 - ジェンダー平等を実現しよう
  • SDG 8 - 働きがいも経済成長も
  • SDG 9 - 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • SDG 12 - つくる責任つかう責任
  • SDG 16 - 平和と公正をすべての人に
  • SDG 17 - 目標のパートナーシップ

研究分野・キーワード

  • 痛み
  • 痒み
  • 異常感覚
  • 行動薬理学
  • 電気生理学
  • 神経生理学
  • 神経薬理学
  • 脊髄後角
  • 性機能
  • 光遺伝学
  • しびれ
  • 慢性疼痛
  • 慢性掻痒
  • 海馬
  • 神経変性疾患
  • アルツハイマー病
  • TRPチャネル
  • アトピー性皮膚炎
  • 下行性抑制系

専門分野(科研費分類)

  • 疼痛学
  • 応用薬理学
  • 麻酔科学
  • 皮膚科学

フィンガープリント

Daisuke Utaが活動している研究トピックを掘り下げます。このトピックラベルは、この研究者の研究成果に基づきます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。
  • 1 類似のプロファイル

過去5年の共同研究と上位研究分野

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