Abstract
オーストラリア国民は動物保護に対して関心が高く、1990年にすべての固有の動物相を保護し、絶滅危惧種の識別と保護を規定する「環境・生物多様性保全法(EPBC法)」が成立した。現在では651種の動物相と1,452種の植物相(2024年2月29日現在)が絶滅危惧種等として保護されている。
まず、その根幹となっているEPBC法は、国家的に重要な遺産、動物、植物、生息地および場所を保全している。保全すべきものを明確にするために、さまざまなリストを用意している。このリストに記載される種(絶滅危惧種等、生態学的コミュニティ、脅威となるプロセスとして指定すべきもの)は、国民(団体含む)から公募推薦される仕組みになっている。等
まず、その根幹となっているEPBC法は、国家的に重要な遺産、動物、植物、生息地および場所を保全している。保全すべきものを明確にするために、さまざまなリストを用意している。このリストに記載される種(絶滅危惧種等、生態学的コミュニティ、脅威となるプロセスとして指定すべきもの)は、国民(団体含む)から公募推薦される仕組みになっている。等
Original language | Japanese |
---|---|
Publisher | 公益社団法人 商事法務研究会 |
Pages | 75 |
Number of pages | 100 |
Volume | 1 |
State | Published - 2024/03/31 |